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経営コンサルティング、システムインテグレーター、サイバーセキュリティ事業
最先端の技術と高い見識を持った
プロフェッショナルとして活躍しよう
あらゆるモノがネットでつながるIoTや、ITを活用した多様なキャッシュレス決済サービスなど、技術の進歩は社会や生活を劇的に進化させています。一方で、人命にも関わる自動車へのハッキングや、脆弱な決済システムを狙った多額の金銭的被害など、新たな脅威も生み出されており、セキュリティは社会の大きな関心事となっています。こうした環境変化の中、お客様と社会の情報資産を守り、安全・安心なIT社会を実現するNRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア) の役割は、社会的に重要性を増しています。
NRIセキュアは、コンサルティングから運用まで情報セキュリティに関する幅広いサービスを展開し、お客様が直面する情報セキュリティのあらゆる課題を多方面から支援できる強みがあります。
また、お客様、ひいては社会の期待に応えるためにも、社員には最先端の技術と高い見識を持って、新しいことに挑戦し続けるプロフェッショナルであることを求めています。そのために必要な人材育成プログラムや、自己研鑽を支援する制度も用意しています。
情報セキュリティのプロフェッショナルとして、安全・安心なIT社会の実現に貢献したいという熱意をお持ちの方。
好奇心旺盛で新しいことにどんどんチャレンジしていきたいという方。
ITやセキュリティ技術が大好きで突き詰めていきたいという方。
ぜひ私たちと一緒に新しい挑戦をしていきましょう。
ボストンで開催された留学生向けの就活フォーラムで、日系のコンサルティング会社に興味があったため、NRIグループのブースに立ち寄ったのがNRIセキュアとの出会いでした。今まさに発生しているサイバー攻撃状況を示すWebサイトを見ながら、NRIセキュアの仕事についてとても熱く説明してもらいました。それまではサイバー攻撃がひっきりなしに行われているという事実さえ知りませんでした。しかも、大学院で研究していたのは消費者行動論やマーケティング手法で、ITリテラシはほぼゼロという状態でしたが、もともと日本企業の発展に役立てるような仕事に就きたいと考えていたこともあり、NRIセキュアでの仕事は、直接日本企業のためになる仕事だと思い至ったことから応募を決めました。
入社以来、大手金融機関のネットワーク運用業務に携わっています。お客さまの社内システムを経由するWebアクセスやメール送受信などにおいて、情報流出やウイルス感染をはじめとするさまざまなセキュリティ被害を未然に防ぎつつ、サービス利用者の方々にはインターネットを便利に利用して頂けるよう環境を整えるのが私の所属するチームの役割です。休日に街を歩いていて、お客さまの金融機関の支店を見かけた時は、「この支店で働いている人たちを守っているんだ」と思い自然とモチベーションが上がります。
さらに、日米にある拠点から24時間365日のセキュリティ監視を行うSOC(Security Operation Center)メンバーの一員として、NRIセキュアが監視サービスを提供する全てのシステムに対して、不正アクセスやウィルス・ワームの侵入、サービス停止攻撃に対してリアルタイム対応(お客さまへの報告・遮断等の対応)を行うというミッションも担当しています。
将来は、これまでの業務で得た経験をもとに、広報やマーケティング担当など、情報資産を守る仕事について、多くの人に伝える業務に携わればと思っています。NRIセキュアは、業界では存在感がありますが、学生時代の私のようにこの業界に馴染みのない人には、NRIセキュアという企業どころか、情報セキュリティの重要性自体が十分に認知されていません。情報セキュリティやNRIセキュアをより多くの人に知ってもらうことで、更に安全なネットワーク社会の実現に貢献できるのではないかと考えています。
入社してから実感しているのは、NRIセキュアの社風と相性が良かったなということ。入社前に不安に思っていたような「右へ倣え」的な日本企業っぽさが無く、誰もがユニークで、見ていて飽きない人達ばかりです。私が特に良いと思うのは、上っ面で仕事をしている人がいないこと。表面上優しいだけの人や、裏表のある人がいない集団だと思います。間違ったことをすれば厳しく指摘されますし、助けが必要な時には、力になってくれます。また、やるべきことをやっていれば、自主的な研究活動も認められるなどの裁量も与えられていて、皆自分の興味があることに特に熱中してます。自由であり、良い意味で無邪気な人がたくさんいる会社です。
私の大学の専攻は物理情報学。アルゴリズム系の研究をしており、セキュリティ分野とは直接の関係はありませんでしたが、ホワイトハッカーが活躍する映画や文学を通して、「技術で社会を守る仕事」に憧れを抱くようになりました。興味があるなら、まずは実践してみよう。そう思い立って以降、セキュリティを独学し、さらにはNRIセキュアのインターンシップにも応募をしました。
そこで出会った社員の方々は、とてもフレンドリーかつ“切れ者”な人ばかり。皆さん、論理的思考力が高く、少しお話しをするだけで、思慮深い一面を感じとることができました。「こんな優秀な人々に囲まれて仕事をすれば、自分の潜在能力も上がっていくに違いない」。そう確信を抱き、NRIセキュアへの入社を決意しました。
セキュリティコンサルタントとして、現在は監査やセキュリティ規格への準拠支援等複数のプロジェクトを担当しています。大手企業のグループ会社監査では、顧客企業に赴き、綿密なヒアリングを通して情報セキュリティのチェックリストを独自にカスタムしていきます。さらに顧客グループ会社へ1週間ほど滞在し、監査報告書の作成や、顧客監査部への助言、指導などを行います。堅牢なシステム構築はもちろん、システムを扱う「人」や「組織」の体制もセキュアにすることが私の重要な任務。顧客のセキュリティへの知識は問わず、仕組みをご理解頂けるまで、何度もご説明をします。一方セキュリティ規格への準拠支援では、主に企業の『PCI P2PEソリューション(※)』取得支援を担当しています。NRIセキュアは、日本で最初のP2PE認定機関です。安全な決済ソリューションを提供したいと考えている企業に対し、国際的なキュリティ規準に準拠するようコンサルティングを行なっています。実は、身近な大手小売業も、私たちがP2PE認定したソリューションを導入していたりするんですよ。
※クレジットカードの国際的な情報セキュリティ基準で規定された、加盟店におけるクレジット端末から決済ネットワークの手前まで、クレジットカード情報を暗号化した状態で処理するための、高レベルのセキュリティ機能が備わった決済ソリューション
今後は、ブロックチェーンやAIについても研鑽し、「最新トレンド技術×セキュリティ」という分野でセキュリティ業界を代表する人材になっていきたいです。先ほど述べたP2PEはデータの暗号化に重きを置く基準であり、そこには暗号鍵が必要になります。それはブロックチェーンも同様。現在、私たちはブロックチェーンのコールドウォレット(※)などを評価するサービスを提供中ですが、それも「ブロックチェーン×セキュリティ」という組み合わせになっています。クレジットカードも、仮想通貨も、セキュリティが担保されないと社会で利用されなくなります。私は、そんな社会にはしたくありません。これからも、この仕事を通して、セキュアなシステムや、人的マネジメントを世に広め、安全な社会をつくる一員として活躍していきたいです。
※インターネットと切り離されたオフラインのウォレット。仮想通貨の秘密鍵をオフラインで管理するため、ハッキングによる流出を防止できる。
NRIセキュアは若手にも裁量がある会社です。やりたいことがあり、そこにパッションがあれば、どんな立場であろうともチャレンジができます。もちろん放任主義といった社風ではありません。「フォローは私がするから、君がリーダーとしてプロジェクトを回してみたら?」と、上司は若手を常に後押ししてくれます。「こんな先輩になりたい」と憧れを抱ける先輩が多く、コンサルタントの理想像が目の前にいる、という環境ですので、自分がこれからどう成長すべきかが明確に見えてきます。
また、学生の皆さんには、現時点での知識は問いません。セキュリティは新しい技術や知識に触れる機会が多い仕事です。柔軟に貪欲に知識を吸収していく姿勢と、相手への思いやりを持つ方であれば、大丈夫。あなたの挑戦を歓迎します。
「人」はNRIグループの経営資源の中で最も重要なものであり、すべての付加価値の源泉です。志の高い人材の能力を開花させ、現場で成果につなげていけるような「人財」に育成していくため、NRIグループでは、(1)OJT、(2)研修(Off-JT)、(3)自己研鑽を、有機的に結合させ好循環させながら、人材育成に関する様々な取り組みを行っています。
(1)OJT● 新人集合研修
「新人集合研修」には、野村総合研究所(NRI)グループの新入社員全員が参加します。研修ではビジネスパーソンとしての基本動作を身につけ、ビジネスを推進するために必要なビジネススキルやITスキルを習得します。またNRIグループ社員としての意識を高め、将来の財産となる同期の絆を深めることが出来ます。
● インストラクター制度
新人集合研修後、それぞれの部署に配属されると、先輩社員がインストラクターとして新入社員の育成を担当します。インストラクターは、部署の育成方針と新入社員のスキルや希望をふまえ、個々にあった育成を行います。新入社員はインストラクターの指導の下、実務を通じて社会人としての基本的な知識・動作から職務に応じた専門的なスキルを身につけていきます。このようなインストラクター制度により、新入社員一人一人にあったきめ細やかな育成と手厚いフォローが可能となっています。
柴田 菜々(2023年4月入社)
私は、ITについての知識が全くない状態で入社したため不安でしたが、配属前の研修や配属後のインストラクターのフォローのおかげで今では自身の成長を実感しています。
配属前のセキュア研修では、オンラインでもオフラインでも質問しやすい環境でした。講師の方だけでなく、ITやセキュリティに精通している同期も親身になって質問に応じてくれました。
また、新人に1人の先輩がインストラクターとして付き、朝や夕方の1on1を利用して、その日の疑問点を解消してくれました。このおかげでわからないことが溜まっていくということはなかったです。
このように様々な方が親身に支えてくれる環境のおかげで、1年前の自分と比較してネットワークやセキュリティへの知識も着実に深まってきていると感じています。
中嶋 奎太(2023年10月入社)
海外大卒で秋に入社しました。春入社の同期にキャッチアップできるか、自身のITスキルを業務に活かせるか不安でしたが、業務に必要な基礎知識は研修から学ぶことができ、自信を持って業務に取り組むことができました。
技術力の高い社員が多く、技術面で分からないことを気軽に質問することができ、日々行う業務から実践的なIT技術を学ぶことができます。IT技術にチャレンジできる環境であり、IT技術の『好き』、『得意』を活かせる職場であると感じています。
● 国内外の先進的な研修プログラムの導入
NRIセキュアでは、NRIグループ共通の人材開発プログラムに加え、語学研修やビジネス研修、情報セキュリティ教育機関の最高峰と言われる「米国SANS Institute」のトレーニングなど、国内外の先進的なプログラムを積極的に取り入れています。
● 資格取得推進
自身のスキルの客観的な指標として、各種資格の取得を奨励しています。特に国内外の情報セキュリティ関連資格の取得に力を入れており、資格取得にかかる費用を会社が負担する制度もあります。
福澤 達洋(2013年入社)
新入社員として入社した当時、私は業務に必要な知識をほとんど持っていませんでした。そのため自己研鑽で業務知識を身に付けることが必須だったのですが、資格取得は私にとって大きなモチベーションになりました。NRIセキュアでは推奨資格の一覧が定義されていたため、どのような知識を身に付けていけば良いのか明確になっていました。身に付けた知識が実業務で役立つ場面が多かっただけでなく、お客様に自分の能力を客観的に示す事ができるなど、資格取得によるメリットは大きなものであったと考えています。
多くの推奨資格を取得し、「NRIセキュア認定セキュリティエキスパート」の表彰を頂きましたが、現在でも引き続き空き時間を見つけて自己研鑽を続けるように意識しています。