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化学
当社は創立以来90余年マーケット・シェアがトップクラスの業界最大手の表面処理化学会社です。 しかし私たちは今までの実績に満足せず、創業100周年に向けて、新たな成長を実現するために、「グローバル競争に打ち勝つ成長戦略」、「グループ経営の最適化」、「ガバナンス改革」を基本方針とし、長期的な視点で社会の変化に柔軟な対応ができるようチャレンジし続けています。 日本には約400万社の会社がありますが、ある意味、当社は400番台の位置にあります。大手とは言えない、でも中小でもない。顧客は、超一流・大手企業をほぼ網羅し、中小企業まで、幅広い取引があります。規模だけでなく、取引業界もあらゆる製造業に広がっています。 この程よい規模感だからこそ、回される歯車ではなく、モーター付き歯車となって、会社を、顧客を、ひいては社会を自分で動かして 行こうという気概のある人には、自己実現できるフィールドがあります。
当社の具体的な事業としては、大きく2つあります。 1.薬品事業 量産部品の処理を行いたい顧客に化学薬品を製造・販売するのが薬品事業です。 顧客のニーズに応じてテーラーメイドの開発を行うこともよくあります。 顧客での処理の状態や処理液の状態をチェックし、指導などを行います。 処理するためには設備や排水処理装置が必要で、それらの付帯設備を設計・製造・販売もします。 2・加工事業 スカイツリーの部品から、量の少ない小さな部品に至るまで、当社の工場で加工処理するのが加工事業です。 加工事業には2つの事業があります。 ①防錆加工事業 薬品事業で製造・販売している処理、めっき、塗装などの化学薬品で加工を行う事業です。 東京スカイツリーの先端や本四連絡橋のボルトの高耐蝕処理・塗装や自動車部品の耐摺動性処理など、様々な部品に様々な処理を 行っています。 ②熱処理事業 塩浴窒化処理(イソナイト処理)により、表面の硬化・耐摺動性・防錆などの機能を付与する事業です。 高温・高圧・高回転・高摺動といった極限の環境で使用される自動車のエンジン部品などにおいて、10年以上の使用に耐える耐久性を 担保しています。 しかし、顧客が求めているのは、販売する化学薬品や加工した皮膜自体ではなく、皮膜から得られる機能なのです。 防錆性、親水性、撥水性、絶縁性、導電性、接着性、非粘着性など、様々な機能を90年開発してきました。 ”表面に機能”を付与することで、素材に新たな付加価値を付け、資源の有効活用が図れます。 その90年の実績が顧客からの信頼であり、当社の業績です。 あらゆる物に表面があります。 よって、表面処理という事業は、無限大の可能性があります。 そういう意味では、当社の事業領域は、世界で一番広いのかもしれません。
創業当時は兵器の防錆処理に始まり、高度経済成長期には家電、そして自動車、電子部品と時代を牽引する産業に対して、様々な機能を 提供し、当社の事業は拡大してきました。その大半は、鉄鋼、亜鉛、ステンレス、アルミ、チタン等の金属が中心でありました。 しかし世の中を見渡せば、あらゆる物に表面があります。 木材、コンクリート、繊維、紙、プラスチック、人...... 表面とニーズがあれば、あらゆる可能性に挑戦していく、それが私たちの決意です。
当社の事業は鉄に「耐食性」という「錆びさせない機能」を提供することから始まり、その後、潤滑性、親水性、接着性、絶縁性、 表面硬化の機能を開発しました。 一般の人の目にふれることはほとんどありません。しかし、自動車、建材、電化製品、飲料缶など、実は身近な物に当社の表面処理が 施され、私たちは縁の下で生活・社会を支えているのです。 高い技術力と販売力、豊富な経験・実績を国内外で高く評価され、過去グローバルニッチトップ100選や日経JPX400にも選ばれました。 確かな技術に裏打ちされた、創業92年の信頼と実績――しっかりとした基盤があるからこそ、安心して挑戦し続けることができるのです。
顧客ニーズを掘り起こす、ニーズに合った処理を選定・開発する、ニーズに合った製品を製造する、付加価値に応じた価格で販売する、 顧客満足を確認するアフターフォローという仕事です。 先を見据えた新たな機能を開発する、機能を新たな顧客に提案する、あるいはそれ以外のことでも、個人の能力と意欲により、なんら制約するものはありません。 コンプライアンス上、問題のないことであれば、”どんどんやれ”。むしろ、”なぜ、決まったことしかやらない”という雰囲気さえ あります。 多岐にわたる分野に携われるため、やりがいもモチベーションも、自分次第です。
【やりがいがある】 若いうちから大きな案件を担当したり、自らの計画に取り組むことができます。上下関係が比較的に緩いため、担当者でも新たな提案が しやすいです。 【優しい社風】 明るくコミュニケーションが取りやすい社員が多く、相談しやすい雰囲気にあります。働く仲間に対して思いやりを持って接する 社風です。年収や充実した福利厚生は社員が満足しているため、離職率が低いです。
技術本部 総合技術研究所 R.N.さん、A.N.さん(2020年度入社) Q:何故、日本パーカーライジングに入社しようと思いましたか? R.N.さん:私は昔から、自分の成長のためにグローバル企業で働くことが夢でした。就職活動をしている時に、日本パーカーライジングは表面処理業界では屈指の会社で、日本や海外で50拠点以上の関連会社があることを知りました。この大企業で広く深く挑戦できると信じて、入社しました。 A.N.さん:私も大学時代にグローバル企業で働きたいという目標を持っていました。マーケット・シェアも技術もトップクラスのメーカーで、また専攻と同じ分野であることから、入社を決意しました。 Q:現在の仕事について教えてください。 A.N.さん:私の所属する研究センターでは、熱処理について研究開発を行っています。配属されたばかりなので、私は現在所属先の各研究テーマについて学んだり、先輩たちと一緒に作業したりしています。グループ会社の工場見学もあって、他社の方々との交流を通じて工場でのお仕事についても楽しく勉強しているところです。 R.N.さん:私は鉄鋼に施す薬剤の改善を行う研究センターで働いていて、研究内容や仕事の流れに対する理解を深めながら、上司のサポートを担当しています。 Q:4月の新入社員研修はどうでしたか? A.N.さん:今年はコロナウイルスの影響で、新入社員研修は通常のものと異なる内容になりました。入社式と本社での研修ではマスクの着用とソーシャルディスタンスが保たれていました。緊急事態宣言が発表された翌日から「在宅勤務の研修」となり、その後、総合技術研究所に配属された新入社員は、各研究センターで1週間ずつ研修し、最後に研修の発表会を行いました。仕事に必要な経験、知識、専門用語だけではなく、日本文化や日本語の言葉までたくさんのことを学びました。 R.N.さん:私は化学工学の知識を持っていますが、学んだ事はほとんど実践的に使われないことに気づきました。しかし、研修では働くために必要なありとあらゆるスキルを学びました。日本のビジネスマナーなどの基本的なことから、お客様のニーズに合わせて製品の開発方法など、より複雑なことまでを教わりました。日本語能力が限られている私にとって研修は大変でしたが、同期や先輩、上司からの支援や指導があったおかげで、無事会社事業や仕事内容について理解を深めることができました。
製品事業本部 西日本事業部 中京営業所 K.C.さん(2020年度入社) Q:入社して良かったと思うところはどこですか? 当社は自動車部品や飲料缶のような身近な物の製造に携わっています。より良い品質の化学薬品を提供することで、人々の生活水準を高めるができ、とてもやりがいのある仕事だと思っています。さらに、働く環境も一般的な日系企業のイメージと大きく異なります。職場は残業時間を削減する方針で、残業をする場合でもサービス残業はありません。 Q:外国籍社員として感じたことを教えてください。 当社の外国人受け入れ体制は内定から配属まで、外国人に優しいと感じました。ビザや必要書類は人事部からの指示があり、理解できない日本語があれば、英語で説明をしてくれます。 研修では社会人としてのマナーや知識、また英語での外国人向けオリエンテーションもあります。分からないことがあれば、先輩社員が優しい日本語で丁寧に説明してくれますので、外国人にとっても働きやすい環境が整っていると思います。 Q:OJTではどんなことを学んでいますか? 現在、OJTでは主に営業同行と技術研修をしています。顧客工場のライン見学や、打合せへの同席、先輩社員がラボでの実験する際に、私も一緒に参加することなどを通して、化学に関する基本的な知識や、当社が販売している薬剤を使用する方法についての知識を増やしています。顕微鏡や測定器などの分析機器を操作する機会もあります。 私は文系学科出身ですが、化学メーカーならではの業務がたくさんあり、これまで経験したことのない業務が多く、毎日が充実しています。2、3年後には仕事を上手にできるように技術の知識を深め、日本語能力を上げ、新入社員に指導できるようになりたいと思います。
製品事業本部 ライフサイエンス事業部 K.R.さん(2016年度入社) ライフサイエンス事業部は、新規市場の開拓を目的として2018年4月に設立されました。私の所属する部門では、既存技術や事業ノウハウを、新しい素材やテーマに活かしていく事で新規市場の開拓を目指しています。具体的には、BtoC市場の開拓として一般消費者向け商品を企画し、製造から販売までを担ったり、BtoBでは新規分野のお客様との営業的、技術的なやり取りを行ったりしています。 部署設立当時は、前部署と異なる事が多く、何から始めたら良いのか分からなず不安になる事も少なくありませんでした。しかし、徐々に、こうしたら良いのではないか、こうしてみたい、と思うようになりました。そうなった時に、「ではそうやってみよう」と背中を押してくれるのが当社の強みであり、「自由な風潮」と言えるところだと思います。
当社では、「人材」こそが企業にとってあらゆる経営資源に優先する財産(=人財)と考え、「一人ひとりを大切に!」の思想のもと、 「積極的な行動と創造性を有した企業人を育成する」ため社員の育成・教育訓練に取り組んでおります。 (研修体系は以下URL参照) https://www.parker.co.jp/recruit/2021/job_info03.html 新入社員研修、各種階層別研修、表面処理基礎講座、ほか
在宅勤務制度、資格取得奨励制度、コーチャー制度、永年勤続表彰、一部フレックスタイム制導入。
■社会・労働保険 健康、厚生年金、企業年金基金、確定拠出年金、雇用、労災 ■諸制度 共済会、従業員持株会、財形(貯蓄、住宅融資、年金)、退職一時金、入学資金貸付、ほか ■施設他 独身寮、社宅、保養所、研修センター、各種サークル、社員旅行
[自己申告制度] 年に1回、全社員に対し、自身のキャリア等に関する希望調査を実施。 異動希望や自身の健康状態、プライベートでの不安を上司に打ち明けることができる制度を設け、従業員の生活に寄り添うことも大切にしています。
1928年
東京都中央区日本橋1-15-1
松本 満
45億6,039万円(単体)
グループ:999億18百万円(2021年3月末現在) 単体:386億81百万円(2020年4月現在)
国内事業所:日本各地(以下URL参照) https://www.parker.co.jp/corporate/profile/offices.html 海外事業所:23拠点(以下URL参照) https://www.parker.co.jp/corporate/overseas/index.html
17.6年
41.9歳
8.4時間
12.6日