精密機器(工業用計量機)
当社は、明治の創業から新潟県三条市で110年以上に渡り工業用計量機の製造を行っています。 1kgが本当に1kgであることを守るために、私たちは 創業以来、「はかり」をつくり続けてきました。 ものづくりのグローバル化は今よりも進み 多国籍間でのやりとりが増えていくこれから。 世界共通の確かさはますます重要になってくるでしょう。 海外ではいまだに1kgが1kgでない取引が横行している どんぶり勘定な国がたくさんあります。 技術の側面から見つめれば、現在はIoTの普及により 第四次産業革命が始まろうとする黎明期。 私たちは全てのはかりのサービスとメンテナンスを請け負い すべてのはかりの計測値をリアルタイムでモニタリングする 計量計測のトータルソリューション企業を目指していきます。 今回は、今まさに新しく立ち上がろうとしているIoT事業を 共に進めていってくれる若い力を求めています!
田中衡機工業所は工業用はかりや計量システムの開発・設計、製造、販売、修理・メンテナンスを行っています。 皆さんは「はかり」と言うと、体重計やキッチンスケールを思い浮かべるかもしれません。 しかし、私たちが作っているのは「工業用はかり」。 製造・航空・リサイクル・自動車など、様々な業界でお使いいただいています。 ≪こんなものをはかっています≫ ・お米や農作物の重さ ・過積載防止のための、トラックの積載量 ・ごみ収集車が集めたごみの重さ ・各種食品工場の原材料 ・競馬場の馬の体重 ・飛行機の手荷物、貨物の重さ ・新車の車重バランス ・豚、牛などの家畜の体重 などなど。 「はかりの無い工場はない」と、言われているほど、 私たちのはかりは見えないところで皆さんの暮らしを支えています。 はかりがない世界、想像がつきますか? おそらく想像したことすらないのではないでしょうか。 目立たないかもしれないけど、なくてはならない存在。 産業の基盤を守り続け、さらにはIoT技術で進化させていくことが、私たちのビジョンです。
はかりは世の中にかかせない存在だからこそ、まだまだ進化し、お客様や世の中の力になれることがたくさんあります。 たとえば、はかりをインターネットにつなぐことで、どこにいてもはかりの調子をモニタリングできるようになること(IoT事業)。 はかりが壊れたら仕事ができない、というお客様はたくさんいらっしゃいます。はかりにIoTを搭載できるようになれば、はかりが壊れる前にいち早く対応できます。 さらに、海外への進出にも積極的です。 ベトナムなど発展途上国で深刻な問題になっている過積載による事故を防止するために、数年前からベトナム政府・JICAと共に活動しています。実際にベトナムの道路には過積載車両取締りのための、田中のはかりが設置されています。 100年以上続く老舗ではありますが、常にチャレンジ精神を忘れないことも田中衡機の強みです。 下記の写真は、ベトナムにて過積載車両取締りの為の計量機を設置した際のものです。
「はかり屋」にとって大切なこと、「正しく、ながく、かんじよく」が私たちの合言葉です。 それは、 世の中に正しい基準を提供していることに対して責任感と誇りをもつこと。 ながく安心して使っていただけるように頑丈な作りにすること。 カタログに載っていない昔の製品でも、可能な限り、快く修理を引き受けること。 などなど。 目先の利益だけを追いかけない、売りっぱなしで終わらせないのが私たちのポリシーです。 私たちはそれを「はかり屋魂」と呼んでいます。
≪事業内容≫ 工業用はかりや計量システムの開発・設計、製造、販売、修理・メンテナンス。 ≪ソリューション営業≫ ・国内の法人営業 ・お客様のニーズをコンサルティングし提案を行う、課題解決型の営業。 ・ご注文後の納期管理・設置工事の調整。納品後のフォロー。 ・新たな市場のマーケティング。 ≪エンジニアリング/R&D≫ ・既存の質量計をベースにお客様のニーズに合わせ、カスタマイズする。 ・省人化に重点を置いた、新しい市場に向けの製品設計を行う。 ・制御盤、アナログ/デジタル回路、組込みソフトウェア、Windowsアプリケーション、クラウドアプリケーションの設計開発。 ・AIやIoTといった最新技術の活用に積極的に取り組み、独自性の有る製品開発を行う。
田中衡機には、一人一人の意見を大切にする社風があります。 若手の意見であっても、良い意見があれば取り入れる社風があるので、早いうちから様々な経験をすることができます。 たとえば、入社1年目から展示会のコーディネートを任されたり、普段の業務の改善を提案したり。 声をあげた分だけ、成長できる環境が皆さんを待っています。
田中衡機の先輩はわからないことに対して熱心に答えてくれる人が多いです。 経験豊富な先輩がたくさんいるので、ハカリのことでも、仕事のことでも、何でも聞いてみてください! また、明るくポジティブな人、チャレンジ精神旺盛な人など、仕事に前向きに取り組んでいる人が多いのでお互い刺激を受けながら働いています。
最初は職種に関係なく、「はかりを売るってどんな仕事なのだろう?」ということを考え、学びます。 その後は職種ごとに異なった研修スケジュールとなります。 ≪ソリューション営業≫ まずはハカリの知識をつけ、会社での仕事の流れを知るために様々な部署での研修を行います。 工場でハカリを組み立てたり、技術部で図面の読み方や書き方を教わったり。 他部署での研修後、営業部に本配属となり、先輩の同行からスタートします。 いきなり営業に送り出すのではなく、しっかりとバックアップするのでご安心ください。 ≪エンジニアリング・R&D≫ 荷重センサー(ロードセル)を使用したデジタルハカリについて、まずはシンプルな構造の製品の設計開発を行うことで基本知識を身に付けます。 その過程を通し、物体の動きがニュートンの運動方程式「F=ma」に基づいていることを、知っている知識から使える知識として落とし込めるようになります。 その後は、機械、電気、ソフトウェアに分かれ、各種専門性を高めてもらいます。 最新の技術動向を掴むために、技術説明会やセミナーにも積極的に参加します。 ※研修内容は2019年時点のものであり、細部は変更になることもあります。
・一般計量士(国家資格)取得支援制度 ・各種資格取得支援制度
制度・・・・各種社会保険 施設・・・・独身寮(東京支店のみ) 社員旅行・・1回/2年 その他・・・引越し手当て・住宅補助(当社規定による)、資格支援制度、通信教育支援制度など
明治36年12月
新潟県三条市福島新田丙2318-1
代表取締役社長 田中 康之
4500万円
34億円(2018年12月期)
東京支店 東京都千代田区 関西支店 大阪府吹田市 東北営業所 宮城県仙台市 福岡営業所 福岡県春日市 八戸出張所 青森県八戸市 東京サービスセンター 埼玉県草加市 半田度量衡(グループ会社) 愛知県半田市 TANAKA SCALE VIETNAM ベトナム ドンナイ省
12.0年
42.0歳
13時間
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