株式会社大塚商会
国内最大級の
独立系ソリューションプロバイダーで
マーケティング担当として高い専門性を
磨いて欲しい
OTSUKA
CORPORATION
- 後藤 和彦
- 上席執行役員
マーケティング本部マーケティング統括
大塚商会は、顧客数100万社以上、連結売上高8,022億円(2019年12月)を誇る、国内最大級の独立系ソリューションプロバイダーだ。1961年の創業以来、一貫して国内企業のIT化をけん引し続け、お客様のニーズに合わせてビジネス領域を拡大させてきた。現在はオフィスに必要なモノを幅広く取扱い、さらにそれらを大手企業から中堅中小企業まで、規模や業界を問わず提供するという、世界に類を見ない事業形態で日本中の企業の“困った”を解決している。ITビジネスパートナーとして、お客様の成長をサポートするとともに、常に時代にマッチしたビジネスモデルを創出。成長意欲の高い海外留学生の採用にも力を入れており、これまでに140名近くの留学生を採用してきた。
進化し続ける
大塚商会のビジネス
大塚商会のビジネスは広範にわたる。さまざまなIT機器・システムの導入を行う「システムインテグレーション事業」、導入後のサポートを行う「サービス&サポート事業」が事業の二本柱で、お客様の要望にきめ細かく対応する“ワンストップソリューション”という体制を推進してきた。お客様のビジネスチャンスの獲得やコスト削減、生産性向上、競争力強化といった課題や要望に対する最適解を、創業以来一貫して大切にしてきた「お客様第一主義」の姿勢で提供し、長年にわたる信頼関係を構築してきた。また、ユーモラスなテレビCMで一般消費者への認知度が高まった通信販売事業「たのめーる」も順調に成長。今ではコピー用紙や文房具などの企業向けオフィスサプライだけでなく、生活用品や介護用品などの商品もそろえ、一般個人向けや介護向けなどにも領域を広げている。
「当社の一番の強みは、特定のメーカーに縛られずに製品を提供できる独立系ソリューションプロバイダーであるということです。世の中でベストとされている製品が、目の前のお客様にとってもベストであるとは限りません。当社は、メーカーの違いを超えてあらゆるオフィス機器やソフトを組み合わせることで、そのお客様にとってよりベストなソリューションを提供しているのです」
大塚商会の創業は1961年。創業者の大塚 実が定めた「中堅中小企業を主な対象とし、独自市場を開拓する」という戦略は現在に至るまで受け継がれており、取引先は全国の中堅中小企業を中心に100万社以上に達する。
「IT人材が不足しがちな中堅中小企業のお客様にとって、頼りがいのあるパートナーとなることで厚い信頼関係を築くことができ、安定的な取引へと結びつけています。コスト競争に巻き込まれることなく幅広い業界のお客様と長期的な取引を続けており、そうした顧客基盤が当社の大きな強みと言っていいでしょう」
自らの専門性を発揮して
お客様の成長に貢献する
成長を続ける大塚商会のビジネス。その一翼を担っているのがマーケティング部門である。
「IT業界は日々進化しており、お客様に最適なソリューションを提供するためには、ハード・ソフトともに常に最新の機器について精通しておく必要があります。しかし、一人の営業担当者がそのすべてに対応することは不可能です。そこで営業担当者をサポートするために、膨大な数のIT製品の中から、特定の領域のプロフェッショナルとして、最適なソリューションをチョイスする“目利き”の役割を果たし、必要な知識を社内外へ伝達していくのがマーケティング担当者です」
つまり、メーカーと営業担当者の橋渡し役を担うのがマーケティング担当者だ。ITの高度な専門用語を営業担当者にトランスレート(翻訳)して伝える役目も担っており、営業担当者の頼れるパートナーと言っていいだろう。
具体的には最新IT動向の情報収集、担当製品の提案資料や紹介動画の制作、営業向け勉強会の実施、お客様向け展示会の企画運営、お客様先に同行する営業支援などマルチに活動している。
お客様から求められるのは、“解決策”として最適なソリューションを提供することだ。単品では解決できない課題や前例のない課題を提示されることも少なくない。そうした難易度の高い課題にチャレンジしてプロジェクトを成功に導けたときは、マーケティング担当者にとって最高の喜びを感じる瞬間だ。
「お客様の経営戦略に直結する難易度の高い課題を解決するためには、さまざまな知識や技術を集約し、解決策を自ら導き出していくことが求められます。そうした経験は自分の専門性を磨き、成長させることにつながっていくことでしょう。非常にやりがいのある仕事です」
留学生の高いポテンシャルを
発揮できる環境
大塚商会では過去15年間にわたって140名以上の留学生を採用してきた。前例のない課題解決に挑む機会も多いマーケティング部門には、創造力豊かで多角的な視野を持った人材が求められるが、後藤上席執行役員は留学生こそがその条件にふさわしいと言う。
「ものごとへ主体的に取り組み、向上心にあふれ、自ら学びながら、どんな難しい局面においても投げ出すことなく、次の一手を考え続けることができる。それが留学生の特質だと感じています。実際、多くの先輩留学生がマーケティング本部で活躍しています。スキルや知識の習得をはじめとした、ビジネスパーソンとしての成長スピードも非常に速いですね」
大塚商会には留学中にさまざまな経験を積み、個性を磨いてきた可能性あふれる人材を受け止め、伸ばしていく土壌がある。入社1年目でプロジェクトリーダーを任され、多くの関係者を巻き込みながらプロジェクトを成功に導いたケースもある。若いうちから積極的なチャレンジを促し、“出る杭を伸ばす”のが同社の基本的な考え方だ。
「人間の長所と短所は表裏一体。当社は減点主義ではなく、長所を伸ばす人材マネジメントを行っています。留学生の皆さんはダイヤの原石のようなものですから、一人ひとりの個性を大切にしながら、真の輝きを発揮していただけるよう、磨き上げていきます。粗削りの個性でも結構ですので、ぜひチャレンジしていただきたいと思います」