医薬品開発受託事業/トランスレーショナル リサーチ事業
新日本科学は、1957年 医薬品開発受託研究機関のパイオニアとして創業し、 医薬品開発のあらゆるフェーズにおける支援を行っています。 私たちの歩みの根本には、「創薬と医療技術の向上を支援し、人類を苦痛から解放する」という使命、 そして「環境、生命、人材を大切にする会社であり続ける」という理念があります。 変化を恐れず果敢に挑戦し続ける一方、卓越した技術を磨き、深い信頼を構築し、変わらない理念を受け継いできました。 私たちの使命と理念に共感できる人、自分自身の成長のための努力を惜しまない人、 そして、仕事の先にある一人ひとりの幸せに貢献したいと願っている人、 そんな人財と共に未来へ向けた歩みを進めて行けることを願っています。
前臨床事業では、医薬品、医療機器及び再生医療等製品の開発に必要な前臨床試験(安全性試験、薬効薬理試験、薬物動態試験、分析試験)の実施をはじめとして、多岐にわたる支援業務を提供しています。 最適な新規化合物の評価のため、常に最新鋭の機材と評価方法を導入し、お客様に提案しています。 さらに、各種コンサルテーション、PMDA相談参加、PMDA相談資料・治験薬概要書・CTD・照会事項回答書の作成・編集・QCなど、多くの医薬品開発を経験したスペシャリストが所属しています。 また、大学との共同研究として、京都大学iPS細胞研究所とiPS細胞を用いたパーキンソン病再生医療のための安全性研究や、九州大学最先端融合医療創生センターに設置した共同研究部門でがん免疫研究を推進しています。
トランスレーショナル・リサーチとは、基礎研究から臨床現場への「橋渡し研究」を意味します。新日本科学では、国内外の大学、バイオベンチャーなどにおける基礎研究から生まれる有望なシーズや画期的な新技術を発掘し、付加価値を高めて事業化へ繋げる事業を展開しています。加えて、独自に開発した経鼻投与基盤技術を応用した新薬開発を行っています。
社会的利益創出事業では、新日本科学が国内に保有する広大な自然資本を活用し、電力会社以外では国内初となる地熱発電事業所を運営しており、再生可能エネルギーとして注目される地熱を活用した発電事業を展開しています。また、Well-beingの観点からホスピタリティ事業を行うホテル宿泊施設の運営、メディポリス国際陽子線治療センター及びヴェリタス学園の運営支援、複数大学の研究支援(奨学寄付)を行っております。更に、生物多様性の保全への取組みとして、絶滅のおそれのある野生生物のリストであるレッドリストに登録されているシラスウナギ(二ホンウナギの稚魚)の人工種苗生産開発に取組んでいます。
【研究職】 1. 非臨床事業(創薬に関わる安全性試験、薬効薬理試験、薬物動態試験、分析試験等) 日本国内でトップシェアを誇る前臨床研究の受託機関です。 近年、ニューモダリティ(抗体、核酸、再生医療等)の試験や、海外製薬企業からの試験の受託が増えています。 2. トランスレーショナル・リサーチ事業 自社独自の経鼻デバイス技術を活かした新薬の研究開発を行っております。 直近では、米国において偏頭痛治療薬開発のSatsuma Pharmaceuticals, Inc. を設立、 今後も同様のスキームでワクチンを含めた他の化合物についての開発も行っていく予定です。 トランスレーショナル・リサーチ事業では一般的な研究に加えて、 営業、商品企画、海外製薬企業とのライセンス交渉や投資家との折衝、 FDAへの対応等も含む幅広い業務を担当する可能性があります。 【総合職】 管理部門(事業戦略、財務、経理、総務、人事等)や直接部門への配属 将来的に経営の中核を担い、幹部候補として様々な活躍が期待できる人材を求めています。
チーム全員で、切磋琢磨しながら目標達成に向かっている社風です。 入社年数に関わらず、メンバー全員が常に作業の効率化や改善を考え、提案し、行動しています。 また、個々のモチベーション次第で、研究の技術を習得するだけではなく、 マネジメントスキル習得等成長できる環境があります。
【厚生労働省が主催する平成30年度「均等・両立推進企業表彰」で、均等推進企業部門の「厚生労働大臣優良賞」(該当企業2社)を受賞】 女性の能力を発揮させるための積極的な取組と、仕事と育児・介護との両立を支援する取組について、他の模範となるような企業を表彰する制度です。 当社は、「わたしも幸せ、あなたも幸せ、みんな幸せ」というスローガンを掲げ、すべての社員が生き生きと輝きながら成長でき、その能力を十分に発揮できる企業風土の醸成を目指し、さまざまな取り組みを実施しています。 具体的には、女性活躍を推進するために立ち上げた「働くなでしこ委員会」による働きやすい職場環境作り、キャリアアップにつながる能力育成のための「マネジメント研修」、社長自ら講師を務める「永田塾」と「永田大学校」の開催、また婦人科系がん検診の導入やヘルスアップセミナーなど、女性特有の健康課題に対する支援など、現場に根ざした取り組みを行っています。これにより、「試験責任者」(プロジェクトリーダー)の女性割合が増加し、さらに女性管理職も増え、当社初の女性執行役員も誕生したことが、今回の受賞につながりました。 【女性活躍推進に優れた企業として経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する「令和3年度なでしこ銘柄」に選定】 なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。 【鹿児島県で初めて、プラチナえるぼしに選定されました】 2007年に女性が結婚や出産によりやむなく退職する状況を改善し、女性に働き続けて欲しいとの思いから、「事業所併設託児所」を設置し、2013年には、特例子会社ふれあい・ささえあい株式会社を設立し、障がい者雇用を推進しています。さらに、2014年には、⼥性が働きやすく、活躍できる職場をつくるために「働くなでしこ委員会」を発足し、現場の声を拾い、50項目の改善を実施するなど、育児や介護と仕事の両立、男性の育児と家事参加といったワークライフバランスへの取組に加えて、自動化や効率化を徹底し、働き方改革を促進してまいりました。 女性活躍推進に限らず、ダイバーシティの実現を積極的に推進しており、社員や家族はもとより、地域社会へその輪を広げる取組を推進しております。
新日本科学は、国際的な視野を持ち、グローバル展開に対応できる知識と教養、そして仁徳を兼ね備えたガッツある若手人財を総合職として求めています。本人の希望があれば、経営大学院(Business School)に留学することも可能です。実際、本年度は、京都大学、一橋大学、早稲田大学、Cornell大学のビジネススクールに留学する社員がいます。弊社は、より高みを目指したい若手には、惜しみない支援を提供します。高い理念とともに道なき道を開拓して、自律的に「創造、革新、変化」を起こす次世代の経営幹部候補となる若手人財を求めています。
■研修制度 :新入社員研修、各業種に関わる座学研修、各業種に関わる現場研修(OJT) チームワークを醸成する研修(XUP研修)、新人管理職研修、 中堅社員を対象としたマネジメント研修(イノベーション、事業部目標設定) 社長から直接指導を受けることができる経営塾(永田塾) ■自己啓発支援制度 :読書活動研修、問題解決研修、四行日記研修、目標設定研修、評価者研修 ■メンター制度 :1on1ミーティング ■社内奨学金制度 :PhD、MBA取得、社内業務に関係する資格取得時の補助金制度 ■社内検定制度 :社内の「匠」認定制度、法規に関する(GLP)社内認定試験(管理部門を除いて全員必須) 社内スキル認定制度
経済産業省と日本健康会議が共同で認定する健康経営優良法人(大規模法人部門(ホワイト500))に2017 年度より7年連続で選定されました。 健康経営優良法人制度とは、地域の健康課題に即した取組みや日本健康会議が進める健康 増進の取組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。当社は、本制度のうち大規模企業等を対象とする「大規模法人部門」において、上位評価500法人以内である「ホワイト500」に認定されました。 <健康経営取組みの一部紹介> ■喫煙率減少に向けての取組み 2009年、当社は、生活習慣病の危険因子である喫煙による健康被害をなくし、より良い職場環境を構築する目的で、社内禁煙プログラムを開始し、当時喫煙率21.1%を2012年に13.2%まで減少させました。しかし、2020年に喫煙率が15.4%に上昇したことから、敷地内を全面禁煙とし、各部門からタバコタスクフォースメンバーを選定、禁煙支援プログラムを強化するとともに、呼吸器内科専門医による講演会や指導を実施したところ、2021年度には喫煙率を12.4%、更に2022年度には11.0%まで減少できました。 今後も引き続き、毎年喫煙率を2割ずつ減少させる事を目標として、2030年までには喫煙者ゼロの組織を目指します。
<新入社員研修> 入社後約1ヵ月は、ビジネスマナー・ロジカルシンキング・PDCA・コミュニケーション・チームビルディング・ストーリーテリングなど、多岐にわたる社会人としての基礎のスキルを学ぶ機会を提供します。 <各業務における座学研修、現場研修(OJT)> 新入社員研修後は、医薬品開発の全体像から前臨床分野で必要な規制などを学ぶ機会を提供し、各部署の紹介(業務内容、人数など)が行われます。その後、新入社員から配属希望部署を提出して頂きます。 配属後は各部署での実務に即した座学研修やOJTなどを行います。作業一つ一つに設定されている「社内スキル」を取得してから業務に入っていくため、取得するまで先輩社員から教育・サポートを受けることが可能です。 <英語レッスン・プログラム> 誰でも受講することができる、ネイティブ講師による英語研修です。受講者のレベルや目標に合わせて4つのプログラムから選択可能で、ビジネス英語・日常英語・科学討論・文法などを学ぶことが可能です。時間は就業時間内の「30分×週2回」から「1時間×週4回」まで内容・頻度も様々です。 <XUP研修> 入社1~3年目の若手社員で構成される、社内の改善提案を行う部門横断・プロジェクト型の研修です。1年間を1サイクルとしてPDCAを回すことやチーム運営を経験したり、役員にプレゼンを行うことでプレゼンスキルも身につきます。 <社内プロフェッショナル講座> 知識や技術の向上を目的に、Science・Finance・Businessに分けて行われる座学+ディスカッション型の研修です。社内にいるそれぞれの専門家(プロフェッショナル)によって行われます。入社1年目の社員でも受講可能です。 <マネジメント研修> チームリーダー/グループリーダー/部長を目指す希望者には、Prep/Basic/Advancedに分けて、層別のマネージャー研修を行います。リーダー/マネージャーとしての後輩/部下育成・イノベーション・事業部目標設定などを学んでいただく、短期間+集合型の研修です。 <永田塾> 中堅層の希望者は、永田社長から直接指導を受けることができる経営塾に入塾することが可能です。次期経営層育成塾とも呼ばれており、将来の管理職/幹部/役員を目指す人にはぜひ参加して欲しい研修です。社長や他の役員との対話、各事業部及び会社全体への改革提案などを行い、部署を超えた組織マネジメントの根幹を学べます。
<スキル認定制度> 作業一つ一つに「社内スキル」を設定し、このスキルを取得してから業務に入っていくことになります。取得するまで先輩社員から教育・サポートを受けることが可能です。 <各種研修受講の社内認定試験> 業務に入る前に、GLP省令・ケミカルハザード・バイオハザード等の研修が行われ、最終的に認定試験が行われます。 <匠制度> 会社全体のレベルアップ及び後進への伝承を目的として、卓越した技術・技能・知識を有している社員を「名匠」として認定し、表彰しています。 <MVP表彰> 四半期ごとに、会社の業績に貢献した社員をMVPとして表彰しています。
育児休業および育児短時間勤務制度 介護休業および介護短時間勤務制度 団体保険制度、ベネフィットステーション、事業所内託児所(鹿児島) リゾート施設・スポーツクラブ利用、 各種社内イベント(BBQ、クリスマスパーティー、うなぎ、かき氷等)等
<PhD/MBA取得のための奨学金> 希望者(社内選考あり)は、働きながらPhDやMBAの取得が可能です。入学及び授業料の奨学金は会社から支給されます。 <資格取得のための補助金> 業務に必要な資格の一部は、取得後に、取得のために生じた金額を会社が負担します。 <資格手当> 資格を取得すると、毎月の給与に手当として支給されます。資格のレベルに応じて支給金額は変わります。 <キャリアプラン申告> 毎年1回、各自の現在及び数年後のキャリアをイメージし、記録を付けます。上司に認識してもらうことで、自身の志向性を認知してもらったり、キャリアのアドバイスをもらいやすくなります。
1957(昭和32)年
東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー 28階
代表取締役会長 兼 社長 永田 良一
96億円
2022年3期の売上金額(連結):177億円
【東京本社】 東京都中央区 【本社 / 安全性研究所】 鹿児島県鹿児島市 【薬物代謝分析センター】 和歌山県海南市 【大阪支社】 大阪府大阪市 【株式会社イナリサーチ】 長野県伊那市 ※2022年7月に連結子会社になりました。
12年1ヶ月(2022年3月末時点)
40.1歳
25.2時間
10.6日(前年度実績)