アステラスは、日本のみならず世界の医薬品市場で充分な競争力を有する新しい会社を創生するという考え方のもと、山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して2005年4月に誕生した医療用医薬品を中核事業とするグローバル製薬企業です。 「アステラス」という名称は、「星」を意味する、ラテン語の「stella」、ギリシャ語の「aster」、英語の「stellar」によって「大志の星 aspired stars」「先進の星 advanced stars」を表現したものです。また、日本語の「明日を照らす」にもつながります。最先端の医薬品で、健康を願う人すべてに、明日への希望をもたらし、研究開発型グローバル製薬企業として発展していくという思いが込められた名称です。 『明日は変えられる。』 これはアステラスがくすりづくりにかける決意のことば。患者さんと新薬で共に闘いたい。患者さんに明日がある喜びを伝えたい。私たちは本当に求められる新薬を生み出し、病気と闘う患者さん一人ひとりの力になることを目指しています。そのために、アンメットメディカルニーズの高い疾患領域（カテゴリー）に対して、付加価値の高い製品をグローバルに提供し、リーダーとしてのプレゼンスと競争優位の確立を目指しています。
医薬品の製造・販売および輸出入
アステラスは世界売上高ランキングにおいて、国内製薬企業の中で第2位に位置します（2016年度）。また、世界50か国以上を網羅するグローバルな自社販売網を構築し、日本、米州、欧州、アジア・オセアニアの4極でバランスのとれた事業展開を行っています。海外売上比率は63.3%（2016年度）であり、国内製薬企業の中で№1です。 今後の成長が見込まれる新興国市場においても販売基盤の強化に取り組み、中国、ロシアを中心に高い成長を達成しています。先進国同様に付加価値の高い新薬を中心に据えて、将来にわたり安定して利益をあげるビジネスを着実に展開していきます。
アステラスはこの経営理念実現に向けて「One Astellas」として取り組んでいます。 病気のメカニズムを解明してくすりの候補を創出する“研究”、その研究で生み出されたくすりの候補の有効性・安全性を試験する“開発”、そして、創出されたくすりを安定的に届ける“製薬技術”。 このようにたくさんの手から手へと渡って大切に育まれたくすりは、さらに医薬情報のスペシャリストである“MR（※）”から医療従事者を通じて患者さんの価値へとつながっていきます。 （※）MR（＝medical representative）：医薬情報担当者
MRとは？ 自社の医薬品を適正に使用してもらうために、医薬品の安全性や有効性、更にはリスクも含めた学術的な情報を医師・薬剤師等の医療関係者に提供する仕事です。 医薬品は効果が高い反面、副作用のリスクがある為、正しい使い方をしなければなりません。そこで、医薬品の適正な使用や普及が行われるよう、有効性、安全性などの情報を医療関係者から収集し、社内の各部門と連携し、必要な情報を提供・伝達します。これらの情報提供を通じて、患者さんの立場に立った「薬物治療のパートナー」として医療の一翼を担います。
新しいくすりが必要な人がいる限り、環境の変化にしなやかに対応し続ける。 そのためには、私たち一人ひとりが、スピード感を持って挑戦することが不可欠です。 「明日は変えられる。」という思いを確かなものとする“5つのメッセージ”。 それは、世界で活躍するアステラス全社員が共有する、価値観です。 患者志向 / Patient Focus 「この判断・行動は患者さんのためになるか?」と常に問いかけよう。 主体性 / Ownership 「前例」にこだわらず、「結果」にこだわろう。 結果 / Results 変化を先取りし、主体性を持って、常に挑戦し続けよう。 多様性 / Openness 多様性を取り込み、自由闊達なコミュニケーションで創造性を発揮しよう。 誠実 / Integrity もし判断に迷ったときには「誠実さ」に立ち戻ろう。誠実さがすべての判断基準だ。
プレミアムフライデーの先駆者 2017年2月から日本国内で始まった「プレミアムフライデー」を2009年から先駆けている。アステラスではいち早く2009年度より金曜日の終業時間を１時間45分繰り上げるFamily Friday（FF day）を制度化しました。社員の生産性向上とワークライフバランスの追求を踏まえた働き方を推進することを目的としています。 所定労働時間の短縮を通じて新たに生み出された時間を社員が有効に活用することで、仕事とプライベートの両面での充実を図りながら、生産性の向上にもつなげていきます。
① MR導入研修 入社後、約4カ月間の研修の中で出身学部問わずMRとして必要な知識・スキルを修得します。アステラスではこの導入研修において、従来の講義形式ではなくラーニング形式（グループワークなど）を中心に行い、自ら主体的に、かつ自律的に学ぶ姿勢を大切にしています。このような自ら学ぶ自律した姿勢は、アステラスでのその後の研修やキャリア形成において、常に共通して求められるものとなっています。 【導入研修の主な内容】 •医学・薬学・医療制度等に関する知識 •製品知識 •アウトプットトレーニング •倫理・マナー •実地研修（先輩同行など） ② 配属後の育成体制 / 3年目フォロー研修 導入研修終了後、各営業所に配属された後には、メンター制を導入しており、各営業所長によるOJT（同行）やフレッシュマントレーナーからのサポートを中心とした営業所一体となった育成に取り組んでいます。また、3年目フォロー研修では、「一人前」から「ひとつ上のMR」へ成長するための区切りとなる集合研修を実施しています。 ③ アステラスビジネススクール 社員のやる気・成長意欲をサポートする手挙げ制の自己研鑽研修
財形貯蓄制度、持株会制度、共済会制度、社宅制度、在宅勤務、ボランティア休暇、産前・産後休業、育児休暇、育児短時間勤務、介護休暇、他
『一流のプロフェッショナルが集い世界の競争に勝ち続ける組織へ』 アステラスは従業員一人ひとりに成長の場を提供するとともに、継続的に成果を発揮し続ける能力と意欲のある人材に対しては、魅力ある、成長機会を積極的に提供します。
1923年
東京都中央区日本橋本町2-5-1
畑中 好彦（代表取締役社長CEO）
103,001百万円 （2016年度）
1,311,665百万円（2016年度）
全国各支店（14支店）／各営業所（109営業所）
17.3年
42.6歳
13.6日