リゾート運営事業(国内外施設)
1914年、長野県軽井沢町に「星野温泉旅館」を開業。 世界規模で観光産業への期待が高まるとともに、競争もグローバル化する中で、 1990年代に運営特化戦略に転換。 その後、リゾナーレ小淵沢(現リゾナーレ八ヶ岳)、トマム、アルツ磐梯と、 運営難易度の高い施設を短期間で黒字化、再生し、運営力を高める。 マーケティング、ブランディング、組織開発等について、「教科書通り」の経営を重視し、 2023年現在、国内外68施設を運営する。 「旅は人と人を繋げる魔法」 激変する世界の中で、それでも変わらない本質を追究し続けることで、 顧客に価値を提供し続けていきたいと考えている。
主たる事業は1.宿泊事業 2.スノーリゾート事業 3.ブライダル事業 。 宿泊事業においては、「星のや」をはじめ温泉旅館の「界」、リゾナーレ、BEB、OMOの他に 青森屋や西表島ホテルなど個性豊かなブランドを展開している。 またブライダル事業は、長野県軽井沢町のホテルブレストンコートをはじめ、 山梨県のリゾナーレ八ヶ岳、北海道トマムでリゾートウェディングを担う。 スノーリゾートとしては、北海道トマムおよび福島県磐梯町のネコマ マウンテン、 また、群馬県谷川岳でも事業を展開している。 同じサブブランドであっても全国各地、その地形や気候によって魅力は異なる。 歴史あふれる古都、新しい街、山岳、海、渓谷、大自然と一言で言ってもその特徴は多岐に渡り、 その独自性を体感できることが旅の魅力であると考える。 各地の個性ある魅力をその土地に生活し、地域の方々と協働しながら発掘し、 体現していく組織であり続けることが、星野リゾートの根幹である。
さまざまな個性を持った施設を運営するにあたり、大事にしているのがコンセプト。 「誰に、何を、どのように提供するのか」。 ターゲットに合わせて、地域に根付く文化や伝統、 季節ごとの美しい自然など、その土地ならではの魅力を発掘。 その魅力を磨き、お客様の滞在の楽しみとして創造し、 顧客の「ここに行きたい!」という気持ちを創り出すことがブランディング活動そのものであると考えている。 運営特化戦略を地道に追究し、旅の本質にこだわりながら「顧客満足と生産性が両立する仕組み」、 日本のおもてなしの本質を魅力として進化させる「日本旅館メソッド」を創り上げてきた。 さまざまな個性を持つスタッフが、自由な意見交換をしながらチームで新たな魅力を創造する 「Gan-Hoな組織文化」×「日本旅館メソッド」、という世界のホテル運営会社と違った取り組みを重視し、 この二つの要素間に相乗効果を生むことで、業界内でユニークなポジションを確立していると考える。
星野リゾートは、『世界で通用するホテル運営会社になる』ことを目指している。 このVISION達成のため、戦略的にインバウンド市場にアプローチし続け、 年間5万人を超える海外からのゲストに星野リゾートをご利用いただいてる。 また海外での運営拠点も5施設に増え、数年以内に北米で運営を開始することを計画している。 近年、日本全体で観光立国になるための様々な取り組みがされているが、 その場限りの方法では日本の観光業を持続していくのは不可能だと考えている。 長期的によりよい施設を運営していくためには戦略が重要になり、 星野リゾートはマイケルポーターの戦略論の基づき立案している。 教科書通りの経営、すなわち、先人が築いたビジネスの定石を押さえ、 それを進化させていくことで、持続的な運営と私たちにしかできない独自価値を創造している。 今後も果敢に挑戦しながら、真摯さと勤勉さを忘れず、 日本国内に参入してくる多くの外資ホテル運営会社と対等に戦う力をつけ、 グローバル市場の中で「RYOKAN」というカテゴリーを確立していきたいと考えている。
■旅館運営事業 火山立国として独自の温泉文化を育んできた日本。 四季を映し地域の魅力を情熱を持って伝えていくことが日本旅館の使命である。 同時に顧客満足度と利益を両立させる科学的な経営を行うことで 旅館という滞在スタイルを日本に残していきたいと考えている。 ■ホテル運営事業 リゾート地から都市まで、観光を目的に旅をする人たちに快適で記憶に残る滞在を提供したい。 高原の空気感、海を渡る風、知らない街のディープな発見。 その土地に住んでいるからこそ知っている魅力を発掘し、サービスに転化させることが、滞在の質を上げる。 同時に事業に拡がりを持たせると考えている。 ■リゾートアクティビティ運営事業 「熱中」。時の流れを忘れて誰もが童心に返って過ごすひと時。パウダースノー、星空、森林や渓谷。 大自然の中で「熱中」できる時間を提案、提供することで、 人生に豊かさを与える仕事ができたなら、私たちの人生も豊かになると考えている。 ■ブライダル事業 人生で最も輝く瞬間。そして、それからの人生を照らし続ける体験=ブライダル。 少子化、ナシ婚化が進む中で、事業としてのブライダルを継続させることは、非常にチャレンジング。 綿密な調査・分析に基づきながらも、人の気持ちを動かすビジネスは、マーケティングの真髄だと考えている。
日本が観光立国になるために最も重要な要素は観光マネジメント人材の育成である 星野リゾートにおいて新しい価値を創造するのは、最前線でお客様に接するスタッフたち。 星野リゾートの力の源は、社員一人ひとりの実力であり、その総和こそが私たちの競争力であると考える。 一人ひとりが世界に通用する観光マネジメント人材になることが、 結果として星野リゾートが世界に通用するホテル運営会社に成長していくことに繋がると考え、 スタッフが仕事を通して成長できる組織開発を長年進めてきた。 また、日本を訪れる様々な国の方に日本を知り、 体験いただくには受入側となる組織にも多様性が必要であると考えている。 日本以外の国・文化を知っているからこそ伝えられる日本の魅力がある。 日本の当たり前を当たり前ととらえない視点があるからこそ、 海外からのゲストが安心できる滞在を演出できると考える。 日本文化を理解し、かつ、目前に展開を控えた北米での施設運営を観光マネジメント人材として担っていく、 国際的なバックグラウンドを持った方々に是非ご参加いただきたい。
私たちが目指す組織は、ビジョンを共有しそれを達成しようとする「1つのチーム」。 そのようなチームでは、性別、年齢、国籍、肩書に関係なく、 誰もが “言いたいことを言いたい人に言いたい時に言えるようなフェアな関係性” を重視している。 互いに切磋琢磨しながら前進していくこのフラットな組織文化こそ、 星野リゾートというチームの競争力にもなっている。 顧客に提供するサービス品質はもちろん、 顧客満足度や経常利益などさまざまな情報にも触れ、 早い段階から運営施設の経営に関わることで事業経営に必要なスキルを身に着けることができる。 その他社内ビジネススクール「麓村塾」や総支配人・ユニットディレクターへの「立候補制度」、 他施設・部署への異動希望を出せる「社内公募制度」など学ぶ機会とキャリアの選択肢が多様なのも特徴的。 企業ビジョンに共感し、自由な主張と行動を通してチームで体験価値を創り上げるー。 そんな環境を求めるのであれば、あなたにとって星野リゾートはきっと価値ある職場になるはず。
研修制度
■社内ビジネススクール「麓村塾」 星野リゾートの社内ビジネススクール「麓村塾」では、日常業務で活用できるスキルを社内のケースを使って学べる講座が年間50以上開催されています。自分の時間を投資して参加することが大きな特徴で、学びたい人が学びたいときに学びたいスキルを習得できる、がコンセプトです。 評価項目に直結したビジネススキルを学ぶプログラムや、マネジメントを目指す人の立候補プレゼン大会への参加をサポートするプログラム、サービスの質を上げるための教養プログラムなど新しい講座も続々と開発中です。 ■「滞在の演出」を考えるプログラム「S-pro」 星野リゾートが顧客に提供するものは「体験」だと考えています。 サービスの本質は「滞在の演出」であり、滞在の演出を行うためには身だしなみや所作だけでなく、マーケティングの基礎理論に基づいた考え方が必要です。こうした「滞在の演出」に関するスキルを上げていくために、「S-pro」というプログラムを全社に展開しています。 「S-pro」では、サービスの基本技能・知識習得に加え、マーケティング理論に基づく商品開発知識や演習、ビジュアルから品質をチェックする方法など様々な新しい手法を取り入れています。 ■「総支配人」や「ユニットディレクター」は立候補制 総支配人やディレクター職は立候補制により決定します。立候補者は、年2回行われる「プレゼン大会」で来期の戦略を発表。スタッフの投票も反映させながら、新しいリーダーを決定していきます。早い人では入社2年目で立候補、3年目で総支配人やユニットディレクターを任されて活躍する若手スタッフもいます。 ■入社時期自由選択制度 入社時期の自由選択制度を導入しております。 (入社時期は4月・6月・10月・2月の4回を予定) 社会人としての生活をスタートする前にやり遂げたいことがある方、留学を考えていたけれど、在学中に行くことができなかった方など、学生生活でやり残したことや、社会人になる前の準備について、諦めることなく大事にしていただきたいと思っています。ボランティア活動や長期の旅に出る方もいるかも知れません。社会人になる前の期間を、みなさま自身の今後のキャリアを見据えながら過ごしていただきたいと思います。星野リゾートグループの「キャリアを描く」制度のひとつとして、ぜひご活用ください。
■社会保険完備 ■退職金制度 ■確定拠出年金(HR401k) ■累積投資制度 ■関連施設利用割引制度 ■慶弔見舞金 ■永年勤続表彰 ■定年退職者表彰
【設立】2008年9月19日
【所在地】沖縄県八重山郡竹富町字竹富1955番地 (登記上の所在地。サポート部門の機能は東京都中央区銀座1-2-3 西京橋ビル2階)
中村海太
1,000万円
非公開
【北海道】 トマム、OMO7旭川、界 ポロト 【青森県】 青森屋、奥入瀬渓流ホテル、界 津軽 【福島県】 磐梯山温泉ホテル 【栃木県】 界 日光、界 川治、界 鬼怒川、リゾナーレ那須 【東京都】 星のや東京、 【神奈川県】 界 箱根、界 仙石原 【山梨県】 リゾナーレ八ヶ岳、星のや富士 【長野県】 星のや軽井沢、ホテルブレストンコート、界 松本、界 アルプス 【石川県】 界 加賀 【静岡県】 リゾナーレ熱海、界 熱海、界 伊東、界 アンジン、界 遠州 【大阪府】 OMO7大阪 【京都府】 星のや京都 【島根県】 界 出雲、界 玉造 【山口県】 界 長門 【大分県】 界 阿蘇、界 別府、界 由布院 【鹿児島県】 界 霧島、界 雲仙 【沖縄県】 星のや竹富島、星のや沖縄、リゾナーレ小浜島、西表島ホテル