CMIC's Corporate Profile

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CMIC

医薬品開発コンサルタント CRO 


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活躍するグローバル人財

PEOPLE

海外での経験が
どのように活かされているのか
留学経験のある社員のインタビューを通して、海外での経験がどのように活きているか、
どのようなキャリアを歩んでいるのかを紹介します。

シミックグループには海外留学や海外在住経験を持つ社員が多数在籍します。
さらには、グループ全体での外国籍の社員数は300名以上。
様々なバックボーンを持つ社員が同じ目標に向かい力を集結させていることこそが、私たちの強みです。

CRAの魅力と可能性

留学時代に培ったグローバル力が新薬開発に活きる、人の健康や命を支えるかけがえのないやりがいのある仕事です。

R.W
臨床開発本部
2016年新卒入社
専攻:Agriculture, Medicine

人の命や健康を守るという社会貢献性が入社の決め手

生まれつき心臓が良くなかったこともあり、幼い頃から医学の道に進みたいと考えていました。本当は医学部に進めればよかったのですが、数学が苦手だったことから断念。医学に近い生化学の知識を身につけるため、大学は農学部を選択しました。海外の大学を選んだ理由は、中学生の時に体験したホームステイで海外の生活スタイルやコミュニケーションに衝撃を受け、感動したことがきっかけです。
大学で得た生化学の知識をもとに、大学院では医学系を専攻。やはり幼い頃から憧れていた医学の分野で、人の健康や命に関われるような企業を軸に就職先を探しました。シミックとの出合いは、後輩からの紹介です。それまでシミックのことは知りませんでしたが、企業研究をする中でCROのリーディングカンパニーとして、業界をリードし変えていく意欲を感じ、徐々に惹かれていきました。最後の決め手は、面談の雰囲気です。しっかりと自分に向き合ってくれていることが伝わってきただけでなく、製薬業界が世の中に与える影響や、シミックが担う役割の重要性を聞き、興味を持ちました。ここでなら、大学院での研究を活かしつつ、夢であった人の命や健康に貢献する仕事ができる。そう確信して入社を決めました。

英語力はもちろん、留学先での異文化交流経験も活かせる環境

入社後は現在に至るまでCRAとして勤務しており、新薬の有効性や安全性を確認する臨床試験が円滑に進行するようサポートしています。案件ごとに適切な医療機関を選定し、実施依頼をはじめとした各種契約の締結を行います。治験実施中も医師へのヒアリング等、モニタリングを行いながら適切に進行しているかマネジメントを行い、治験データに関する報告書をまとめるのもCRAの大切な役目です。CRAの仕事の特徴として、関係者が多岐にわたる点が挙げられます。クライアントである製薬メーカーの担当者はもちろんのこと、治験を実施する医療機関の医師や治験コーディネーターとも密に連絡を取り合う必要があります。しかし、関係者一人ひとりのバックボーンや考え方、重視するポイントは人それぞれ。それらをとりまとめながら臨床試験を進行する上で、海外留学で様々な文化や人種の人々とコミュニケーションをとった経験が活かせていると感じます。また、担当するプロジェクトにもよりますが、クライアントとのコミュニケーションで英語を使用する場面も多いです。メールや会議、報告書や取り扱うマニュアルがすべて英語というケースもあり、海外留学で培った英語力を存分に活かせています。

社員の成長を互いに支え合う文化がある

海外留学の経験も活かしながらCRAとしての知見を磨いてきましたが、私ももう中堅と呼ばれる社歴になってきました。今後は主力としてより多くの医療機関を同時進行でマネジメントできるようにスキルを磨いていきたいと考えています。加えて、自分のスキルアップだけでなく、後輩の指導育成にも力を入れていくというのも大きなテーマです。シミックは勉強会や研修といった教育制度も整っており、新入社員には必ずチューターがついて丁寧に指導を行い、チューター以外の先輩も親身に相談にのってくれます。社員の成長を互いに支え合う文化を継承していくためにも、先輩に助けてもらったように自分も後輩に適切な指導を行っていきたいと考えています。そのために、薬剤や症例、法令を含むあらゆる知識をさらに深めながら後輩を育成し、会社で一丸となって一人でも多くの命や健康を守っていきたいです。

データマネジメントの魅力と可能性

データ管理のプロとして臨床試験を裏から支えています。

N.K
データサイエンス事業本部
データマネジメント
2018年新卒入社
専攻:Public Health

人として尊重してくれるシミック社員の気遣いに惹かれた

海外留学の理由は単純で、父親の転勤です。高校2年生の終わりに米国へ渡り、家族の帰国後もホームステイをしながら米国の大学へ進学しました。大学ではPublic Health(公衆衛生学)を専攻しており、生物統計を中心に学んでいたため、仕事も統計の知識を活かせるものを探していました。そこで家族からキャリアフォーラムの存在を教えてもらい、学部卒でも生物統計に携われそうな職種で募集をしている5社に応募。そのうちの1社がシミックでした。面接前に企業について調べていく中で、日本の新薬の80%にシミックが関わっていると知り、その影響力の大きさが興味を持ったきっかけです。他にも海外展開を進めている点や企業の成長スピードも魅力に感じ、志望順位が上がっていきました。入社を決めた一番の理由としては、シミックの社員の気遣いが素晴らしいと感じたことです。キャリアフォーラムの会場で「寒かったらどうぞ」とタオルケットを貸してくださったり、話す時に必ずこちらの目を見て話してくれたりと、社会人と学生という立場に関係なく私という個人を尊重してくれていることがひしひしと伝わってきて、ここで働きたいと強く思いました。

留学で身についた交渉力が業務に活きている

当初は大学での研究が直接活かせる統計解析の仕事を希望していましたが、面談で話を聞いていくうちにデータマネジメントという仕事に興味が移り、現在はデータマネジメントとして、臨床試験のデータ品質管理を行っています。主な仕事内容は3つ。必要なデータを取得するための設計、データ取得に関する運用、取得後データの整形です。すべての業務で共通して必要となるのが交渉力。クライアントや医療機関だけでなく、社内の関係者からも様々な要望が寄せられます。一方で、納期の遵守も強く求められるのがデータマネジメントの仕事です。できる限り要望に応えられるよう工夫しつつ、どうしても難しい場合は交渉を行いながら納期管理を行います。交渉の際には、お互いを尊重しながら自分の意見をきちんと発信する米国の文化に触れた経験が強く活きていると感じています。

豊富な研修があり、様々なバックグラウンドの方が活躍

データマネジメントの仕事では、収集するデータがすべて英語の案件もあり、その読解等において海外留学の経験が活きています。私がこれまでにアサインされたプロジェクトのうち約半分が海外のクライアントであり、普段のやりとりも英語で行うことが多く、英語力を活かせる場面は多いです。最近の傾向として、海外案件の比率がどんどん高まっているので、留学経験者の活躍できる場面はさらに増えていくはずです。また、豊富な研修制度があるのもシミックの特長です。医薬知識についても入社後の研修でしっかり学んでいきますので、文系の方や知識に不安のある方でも安心です。実際に、私の周りにも文系出身で活躍されている方も多くいます。他にも外部講師と連携した英語学習プログラムもあり、その中にはビジネスや交渉に使える英語を学べるものもあります。私もまだまだ若手で、さらに成長していかなければと感じているので、豊富な研修制度を活用して成長をめざしたいという方がいれば、ぜひシミックに入社いただき、一緒に成長していきたいと思います。

統計解析の魅力と可能性

新薬の候補物質の安全性や有効性に関する科学的評価を行っています。

R.O
データサイエンス事業本部
統計解析
2017年新卒入社
専攻:Chemistry and Environmental Studies

選考中に感じた社風の良さや親身な対応に魅力

小学生から日本国内のインターナショナルスクールに準じた学校で学び、大学はカナダに留学しました。自然や実験に興味があったことから化学と環境学の2つを専攻しました。
就職活動では、専攻分野と語学力を活かせる仕事を幅広く探していました。その中でシミックのことを知り、社風の良さに惹かれました。特に、ジョブインタビューで「こんなことをしたい」という思いを伝えたところ、人事の方がとても親身になってくださり「この会社なら頑張ることができる」と入社を決断しました。
入社後、統計解析の業務に就いています。統計解析はCRAが治験を通じて正確で倫理的にデータが収集されていることを確認し、DMがクリーニングしたCRF(症例報告書)のデータを解析して、開発中の薬剤の安全性や有効性を統計学の面から評価するのが仕事です。治験の成功を左右する重要な仕事であるため、正確性も必要です。DMのメンバーとも連携をとりながら、統計解析の計画を立てた上で統計解析専門のソフトウェアを駆使してプログラミングを行っていきます。

充実した教育研修と先輩のサポートで着実に成長

統計解析は元々私の専門というわけではなく、化学の実験でレポートを作成する際に多少用いた程度の知識しかありませんでした。ほぼゼロからのスタートでしたが、入社後専門的な研修を受けながら、一つひとつ知識やプログラミングスキルを身につけていきました。
シミックでは多岐にわたる疾病領域に関する統計解析を経験することができ、担当する案件数も多いことから、短期間で豊富な経験を積むことが可能です。また、部署内には薬学や化学、数学、心理学など様々なバックグラウンドの社員が活躍していて、日々の業務を通じて学ぶことができます。入社したときはわからないことばかりでしたが、親切な先輩たちからアドバイスを数多くいただき、それが仕事の自信につながりました。
業務に用いるドキュメントの多くは英語表記である上、海外のお客様と話す機会も多いことから、海外留学で培った語学力は自分の強みとなっています。最近ではベトナムの現地法人とのやりとりが増えており、ここでも英語を活かして仕事に取り組んでいます。

技術革新を通じて統計解析の可能性が広がる

医薬品業界は今やグローバルな案件が中心になっており、海外留学の経験や語学を活かして活躍できる場面が急速に広がっています。特に、データマネジメントや統計解析の分野では、CDISC(Clinical Data Interchange Standards Consortium)と呼ばれる世界標準への取り組みが進んでおり、当社でも専門チームが対応を進めています。こうした観点からも、グローバルな視点を持った人財が活躍できる機会がますます増えていくものと思われます。
さらに医薬品業界ではAI(人工知能システム)など最先端のIT技術の導入により、今後、飛躍的な進歩が予測できます。統計解析の分野にも技術革新のさらなる波が訪れることでしょう。
今後は、統計解析におけるプロジェクトリーダーをめざして、経験を積んでいきたいと考えています。そして、グローバル案件を多数手がけることで、世界中の患者さんの役に立つ新薬開発に貢献していきたいです。